2015年2月14日土曜日

共徳丸があった場所には・・・

おばんでございます。クマちゃんです。

2月14日の気仙沼は曇り、最高気温は2度と乾雪が舞う一日。寒暖を繰り返し徐々に春に向かっています。
2月11日の月命日を終え、節目となる3月11日まであと少しとなりました。
前回に引き続き、現在震災について学ぶことができる施設を紹介していきたと思います。







画像は鹿折地区に打ち上げられていた共徳丸。
330トンもある大型の漁船の姿は、津波の威力の強大さを物語っていました。
現在は解体され、同地区では関係の計画が決まり、かさ上げの作業が進んでいます。







撮影したのは見学台とよばれる施設。
鎮魂の祈りをおこなう献花台と共に去年8月に作られました。






復興に向け大きく変わる地域の様子を一望することができます。

震災当時を知ることができる画像や津波高を知ることができる案内板も。
復興をしていく景色を見たいとの地元の方々の思いから作られたとのこと。







近くには仮設商店などもあり、団体利用時のバスの駐車やお土産などを買うこともできます。
笑顔あふれる店主が皆様の来訪をお待ちしております!


震災からまもなく4年、めまぐるしく変わる気仙沼の現況。見学台は一過性のものですが、今しか見られない、感じられない景色があります。





話が変わりますが、先日震災伝承に係わる視察にて神戸と雲仙、長崎と二日かけて来訪させて頂きました。震災遺構の候補である向洋高校跡を中心とした気仙沼での伝承の模索を続けています。

そのことについても今後報告できればなぁと思います。では、また。






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