2013年12月26日木曜日

教育旅行の1年を振り返って

皆さん、こんにちは。

「企画員」です。

さて、2013年も間もなく終了となりますが皆さんにとっては

どのような1年でしたでしょうか・・・。


今回突然ですが、2013年企画員最後のブログということで

私の担当である「教育旅行」の1年を振り返ってみたいと思います。


気仙沼市の教育旅行受入人数について昨年は13校・864名でしたが、

今年は39校・約3,000名と増加しました。

(この数字はこちらで把握している数であり実際はもう少し多くなり

 ます。)

内容についても、学年全体での訪問やいくつかのコースに分かれての

訪問、長期の休みを利用した生徒会や有志での訪問など色々な形が

ありました。



最初の1年は安全面での不安もあり被災地を訪問するということを

躊躇う声も多かったのですが、今年はそれ以上に子供達に被災地の

様子を見せて学ばせたいという先生方やエージェントの方の熱意に加え

保護者の方々のご理解もあり受入れ人数が増加したのではないでしょうか。


学校さんの中には、「今後も継続的に被災地を訪問したい」と話して

くれるところもあり我々としては感謝の一言です。



秋田県の井川中学校様では「井中祭」において気仙沼の物販を

行なっていただいたり学校を訪問した際も快く受入れていただいたりと

教育旅行を通じた人と人の繋がりを感じるとても感慨深い事もありました。





上の画像は「井中祭」の中で、気仙沼を訪問した生徒達が気仙沼はどういう

状況だったのかというこや何を感じたのかということを保護者の方々や他の

学年の生徒の前で発表している様子です。



また、当協会へ気仙沼を訪問しての感想を送ってくれた学校さんもありました。

その中には「復興商店街の方々とふれ合えて良かった。」

「被災地に来る前は正直な話し他人事であったが、実際に訪問して自分事に

なった。」

「自分は将来、医療関係に進み人の役に立ちたい」

など、生徒さん1人1人が何かを感じることができて良かったなと感じています。


色々とバタバタしてご迷惑をお掛けした面もありましたが、来年も沢山の生徒さん

達に良い学びが提供できるように各団体、市観光課と連携して皆様をお待ちして

います。


最後になりますが、生徒さんそれぞれが被災地を訪問して感じたことを忘れずに

社会に出て御活躍なさいますようお祈りしています。

大人になったら気仙沼の変わった姿を見にきてくださいね。



では、良いお年を・・・。



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